『サハリンを忘れない』の補足です。
まず、ロシア語や朝鮮・韓国語の地名などの名称についてですが、本書では表記ベースではなく、発音ベースでの表記を採用しています。例えばШебуниноはそのままカタカナ(日本語)化するとシェブニノとなりますが、発音ベースではシェブーニナとなっています。マクドナルドとメクドーナルズの違いみたいなものでしょうか。この本ではライブ感を大切にしたかったので発音ベースでの表記となっています。
また、本書に掲載している写真ですが基本的に文章と対応しており、それぞれの場所の写真です。そのため松崎さん章では、チェーホフ、ドーリンスク、ブカチョーバ、ユジノ、ホルムスク、、、と、様々な場所の写真が出てきます。また、よしこさん章の川はブイコフで、日本時代には橋があった場所で現在は両岸に基礎部分だけが残っています。ヴォーヴァ章、章扉の小さな写真は、ユジノの墓地です。文章に対応するため日本領だった南サハリンのほぼ全域を訪ねました。数日移動に使って、掲載は一枚だけ、またはページ数の都合で掲載出来なかったなんてパターンもよくあります。いま思い返すだけでも大変だったー!よくやったよ本当。
ところで、SNSでの発信を止めました。私の場合、ブログくらいの距離感がちょうどいいのかなと思いました。ごく稀にブログを更新致します。よろしくお願いいたします。
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